私は少し前まで在宅ワークをしていました。
田舎暮らしでも在宅ワークなら幅広く仕事を探す事が出来ます。
在宅ワークといえばメリットは多いですが、実際経験してみると意外とデメリットや困った事もありました。
メリット、デメリットどちらも理解した上で始めた方が良いです!
今回はそんな私が在宅ワークを通して感じたメリットとデメリットを書いてみたいと思います。
在宅ワークのメリット
時間と場所は自由
在宅ワークは好きな時間に好きな場所で仕事が出来るので本当に気楽。
夜に家族が寝静まってからリビングのテーブルで入力、なんて事も可能です。
特別広い場所も不要ですし、パソコンとそれが置けるデスクさえあればどこでも仕事が出来ます。
それに通勤にかかる無駄な時間が無いのも嬉しい。ガソリン代などの交通費も不要。
特に忙しい主婦にとって通勤時間は本当に無駄に感じるので、通勤時間も労働時間の一部だと考えると、在宅ワークで得るゆとりの時間は魅力です。
個人的には職場での昼休憩時間の節約になるのも嬉しいです
通勤コストがかからない
通勤の為の交通費以外にも、洋服や化粧品のコストがかからないのも在宅ワークの魅力。
通勤の為にバッグや靴も不要ですから、少しぐらい時給が低いとしても、働く為のコストがかからないのは結果的に節約になります。
時給の安さはコスト減でカバーできますね
人間関係のストレスが無い
私にとってはこれもかなり大きな利点です。
在宅ワークでは人間関係のストレスがほぼありません。
これ最高!在宅ワークの一番のメリットと言えるかも
受け渡しや業務内容の説明などで多少人と関わる事はありますが、何時間も一緒に過ごす訳ではないですし、会社勤めをしている時に比べると本当に精神的に楽です。
在宅ワークのデメリット
収入は安定しない
在宅ワークでまず辛いのは、収入が安定しない事。
私の経験上、受け取る仕事量に波があり、大量に仕事がある時もあれば、全く無い時期もあります。
仕事量が減ってくると不安になる事も…
なので副業として少しでもあればいいという人なら良いと思いますが、在宅ワークを本業にするとなると、慎重に仕事を厳選したり、複数の在宅ワークを掛け持ちする必要がある事も。
分からなくても気楽に質問しづらい
これは仕事内容や依頼元によるかと思いますが、会社勤めに比べると分からない点などの質問はし辛いです。
あまり頻繁に質問すると請負元に迷惑をかけますし
後でまとめて質問、チャットや電話で質問など、色々なツールを利用してコミュニケーションが取れる企業も多いですが、やはり隣に座って仕事をするのとは違い、ある程度自分一人で解決する力が必要になります。
なので手取り足取りは求められず、自分で調べたり学んだりする努力も必要。
仕事中でも家族に邪魔をされる
そして家で仕事をしていても、家族に仕事をしていると理解してもらいづらいです。
これぞ主婦あるある!
私は旦那と二人暮らしですが、旦那の両親や姉が毎日のように出入りする為、半同居のような生活をしています。
特に土日祝などの休日には家族が集まるのです。
でも副業として在宅ワークをしていた私にとって、休日こそ集中して在宅ワークをやりたい時間。
それでも家族からは、色々と用事や家事を頼まれます。
それがたとえ在宅ワークをしている最中でもお構いなし。
「仕事で忙しいから」と断ったり、「在宅ワークは今しか時間がないから」と説明をしても、「そんなのいつでも出来るでしょ」と言われてしまいます。
周囲の人から融通が利くと思われる
そしてこれは家族に限った事ではありません。
近所の主婦や友達にもなかなか在宅ワークという仕事を理解してもらえない場合があります。
在宅ワーク=いつでも出来る
というのは自分自身にとってメリットではあるのですが、他人から見た場合も「いつでも出来るから融通が利くでしょ」と言われ忙しいとは理解して貰いづらいのです。
家にいると暇そうに見えるのよね…
たとえ在宅ワークとはいえ、自分なりの段取りがあります。
それに、私の場合だとあまり細かく作業を中断すると効率が悪くなります。
集中し始めたらある程度いっきに進めないと、中断してしまうと次にまた始める時、見直したり思い出したりする時間が無駄になるのです。
他人が思う程、どんな隙間時間でも簡単に出来るとは思えません。
在宅ワークを続けるには周囲の理解が必要
私自身も、在宅ワークは好きな時間に作業が出来て融通が利くと思ってはいるのですが、他人が思うそれとはズレがあるという事です。
ましてや作業中に何度も声をかけられたり、作業を中断させられるとストレスしかありません。
結局私は、家族が寝静まり、友達からも電話などがかかってこない深夜に在宅ワークをするようになりました。
深夜なら集中出来て、日中よりはるかに効率よく作業をする事が出来ました。
ですが年齢的な事もあり、もう今では深夜に仕事をする体力がありません。
そんな毎日を続けると必ず体調が悪くなります。
50代にもなれば健康第一。早寝早起きで規則正しい生活を目指しています。
となると、今から在宅ワークを再開するとなると、今度こそ家族や周囲の理解が必要。
たとえ本業のパートや派遣が休みであっても、「この時間は自宅で別の仕事をしていて忙しい」としっかり理解して認めてもらう必要があります。それでないとまたストレスを抱える事に。
一人暮らしの方ならこういう問題は少ないと思いますが、私のように家族と同居している場合にはそういう点も覚悟した上で在宅ワークを始めるのが良いと思います。
在宅ワークのメリット・デメリット|まとめ
私は感じた在宅ワークのメリット・デメリットは以下のとおり。
メリット
- 時間と場所は自由
- 通勤コストがかからない
- 人間関係のストレスがない
デメリット
- 収入が安定しない
- 気楽に質問しづらい
- 家族に邪魔をされる
- 周囲に仕事だと理解してもらいづらい
在宅ワークといえば気楽に思われるかもしれませんが、実際にやってみるとそればかりではありません。
とはいえ、やはり在宅ワークの自由さは魅力。
空いた時間を有効活用しつつ収入を得られますし、人間関係のストレスもありません。
それに長く続けていく上で、周囲に理解を得たり質問をするタイミングも分かってきますので、続ければ続ける程デメリットがデメリットでなくなっていく可能性が高いです。
それらを理解した上で、是非在宅ワークにチャレンジしてみて下さいね。