また台風シーズンが近付いてきましたね。
今年は大変な猛暑でしたが、急な豪雨だったり、天気の急変が激しい夏でした。それを思うと秋の台風もどれ程強烈なものか…不安でいっぱいです。
水害地域に住むという事
温暖化が進む中、年々天気の心配が深刻になります。
そして何より、我が家の場合は水害の不安が深まる一方です。
私達はいわゆる水害地域と言われる場所に住んでいます。
ハザードマップで確認すると真っ赤!苦笑
知り合った人に住んでいる場所を言うと、「あぁ、あの場所?大丈夫?」と言われます…。
台風のシーズンになると、多くの方は暴風対策をされると思うのですが、私達の地域では暴風よりも何より、水害対策です。
水害に遭う前に事前準備
事前に流れてしまいそうな物を片付けたり重しを乗せたりします。
例えば浄化槽の蓋や、水栓の蓋など。
一戸建ての家周りには水害時に浮いてしまうような物が意外とあり、それらに全て、ブロックやレンガなどの重しを乗せておかないといけません。
あとは土嚢を準備したり。
最近は水で膨らむ土嚢が販売されているので、それを使用すると片付けもかなり楽です。
水で膨らむ土嚢が便利
床上のかなり上まで浸水した時には、正直なところ土嚢があっても意味がなくなってしまいますが、ギリギリ床下までとか、玄関に入ってきそうな微妙なラインの時には土嚢があるのと無いのでは大違い!
私も今まで玄関ドアの前まで水が流れてきて冷や冷やした事があったのですが、その時は家の中から水の土嚢を置きました。それで家の中に入ってくる水をギリギリ防ぐ事が出来ましたよ。
土嚢と聞くと一般的には屋外に置く事を想像すると思うのですが、屋外はもちろん、室内でも活躍します。
私が以前実際に水害に遭った時、ジワジワと室内に水が上がってきたのですが、まず最初に掃き出しの窓から水が入ってきました。
土嚢は室内でも利用する
その時は何も用意していなかったので、慌ててタオルケットや布団などを窓際に置いて水を吸わせたのですが、その程度ではすぐにビショ濡れになるだけでした。
それでその次に水害に遭った時は、室内にも水でふくらむ土嚢を準備しておいて、それを窓に設置しました。
それを置く事で、水が入ってくるまである程度時間稼ぎになりました。
これも浸水するかどうか…という微妙な水量の時には、この土嚢を置いておく事で床上浸水を防げると思います。(もしくは床の濡れを軽減できる)
水で膨らむ土嚢は処分も楽
水で膨らむ土嚢は使い終わった後に炎天下で放置すれば乾燥し、普通のゴミに出せるのでとても手軽です!
以前、昔ながらの土嚢を使った事もあるのですが、何より処分に困りましたので。
水で膨らむ土嚢は購入時には圧縮されていて薄い商品なので、保管場所にも困りません。
私達のような水害に遭う可能性が高い地域はもちろん、最近では「今までそんな心配は無かったのに!」という地域でさえも水害の可能性はありますから、いざという時の為に購入しておいて損はないと思いますよ。